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むし歯予防にフッ素を使おう!効果を高める使い方 

今年も残り10日となりましたが、皆様大掃除など年末年始の準備は進んでいますでしょうか。
私は後回しにしがちなタイプなので今からかなり焦っています…


さて、忙しいこの時期ではありますが、気持ちよく新年を迎えるためにもお家でのケア用品について見直してみませんか?

今回はフッ素入りの歯磨き粉についてご紹介します。

お家で毎日使う歯磨き粉のフッ素濃度について気にしたことはありますか?


そもそもフッ素には
  • 歯質の強化(むし歯菌が出す酸に溶けない強い歯質になる)
  • 再石灰化を促進(初期むし歯の修復)
といった働きがあります

むし歯予防には歯ブラシによるプラーク(歯垢)除去が必要不可欠ですが、歯ブラシの届きにくい箇所のむし歯予防にフッ素は必要不可欠なのです。

歯磨き粉にはそれぞれフッ素濃度が記されています。




年齢によって推奨されるフッ素の「使用量」と「濃度」が異なります。
2023年の1月より基準が変わりましたのでご紹介します!



フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法


さらに、フッ素の効果をより高める使用法というのもあります!
歯磨きの時間は2分程度
 フッ素が歯に十分に行き渡るには2分ほどかかります。
 長すぎてもお口の中の唾液でフッ素濃度が低下してしまうので2分程度を目安に歯ブラシをしましょう。
歯磨き後のすすぎは少量、もしくはしない
 海外では歯磨き後に口に残った歯磨き粉を吐き出した後は水ですすがない習慣の人もいます。
 どうしても気持ち悪いという人は、大さじ1杯程度の水で軽くすすぐ程度にしましょう。


当院にはフッ素濃度1450ppmの歯磨き粉も多く揃えております。


お子様には1000ppmのブドウ味とピーチ味が人気です!


「おまけ」
さらにフッ素を隅々まで届けたい!というプロフェッショナルな方におすすめなのが歯間ジェルです!

歯間ブラシやタフト、フロスにつけて使います。
私も使っていますが、すっきりして気持ちよくおすすめです。


他にも、お悩み別におすすめの歯磨き粉をご用意しております。
衛生士が一人一人に合った歯磨き粉ご紹介しておりますので、お悩みの方はぜひご相談くださいね。
お家でのケアにフッ素を取り入れて、来年もむし歯予防していきましょう!